獣医師として働くには

獣医師として働くために

獣医になるには動物に関わる仕事はペットシッターだけではありません。まだまだたくさんあります。
ここからは、動物と一緒に働くことのできる仕事についていくつか紹介していきたいと思います。

「獣医師」も動物に関わる仕事の一つです。最近ではペットの病気も非常に多様化してきていて、特に肥満などに悩んでいるペットも数多く見られるようになりました。

飼い主にとってはペットは家族同然の存在ですから、いつまでも健康で過ごして欲しいと考えるのは当然で、獣医師を利用する人の数も毎年増加しており、それに比例して獣医の数も増加傾向にあります。現在、日本にはおよそ3万人の獣医師が
いると言われ、さらに毎年1000人ずつのペースで増えているということです。

とくに、女性の獣医師希望者が急増しています。ペットが病院を利用することも考えて、ペット保険に加入する方も年々増えています。

さて、獣医師になるにはどのようなルートがあるのでしょうか。
獣医師になるためにまずやらなければならないのは、獣医学科のある大学に入学することです。
現在、獣医学科のある大学は全国に16校しかなく、すべての大学の定員を合計しても1000人程度しかありません。定員が少ないこともあって獣医学部の偏差値も高めであるため、入学するためには高校時代にしっかりとした学習が必要となります。

また、もうひとつの問題が学費です。獣医学部のある大学には国公立と私立がありますが、
その定員はそれぞれ330人と600人となっています。国公立大学の学費は私立と比べて
非常に安いのですが、国公立大学に入学できるのは全体の3割に過ぎません。
しかも、多くの受験生が学費の安さから国公立大学を希望するため、かなり成績が良くないと合格することができないのが現状です。
ちなみに、私立に進学した場合の学費は卒業するまでに1000万円以上は必要だと言われています。

さて、獣医学部では6年間にわたって獣医として必要な知識やスキルを学ぶことになります。
専門科目は大学によって違いがありますが、基礎獣医学や臨床獣医学、応用獣医学などを履修し、最終的に獣医師国家試験に合格すると獣医になることができます。獣医師国家試験の合格率は8割程度となっており、大学で学習したことをしっかりと理解しておけばそれほど難しい試験ではないでしょう。獣医になるための最大の難関はやはり大学入学時ではないかと思います。

資格取得後の進路

晴れて獣医師国家試験に合格して獣医になると、就職先を見つけることになります。
獣医師のフィールドは非常に広く、一般的な職場である動物病院の他に、動物園や水族館、研究所、製薬会社、ペットフード会社などいろいろです。また、保健所で働く獣医師の方もいて、その場合は公務員として働くことになります。特に都市部では動物病院が飽和状態なこともあって、安定した公務員として働くことを望む人が増えているようです。

どんな職場で働くにしても、獣医の使命は動物の健康を維持することに変わりはありません。
そのためには深い専門知識が要求されるので、獣医師国家試験に合格したから勉強は終わりというのではなく、合格後も一生勉強が必要になる仕事と言えます。

7月 5th, 2012 by