ブリーダーになるには

ブリーダーになるにはどうすればいいのか?

ブリーダーとは主に犬を交配する職業で、ペットブームの中、個人が自宅でブリーダー業務をするケースが増えています。
かつて犬を飼うというと、近所で生まれた子犬をもらったり、捨て犬を拾ってきたりということが行われていました。
しかし、最近は動物愛護の浸透で、捨て犬はあまり見られなくなった一方、多くの人がペットショップ等から血統のある犬を高価な値段で購入するケースが増えました。
ブリーダーは血統を明らかにし、その血統を守って交配する技術と責任を持ち、健康で、各ご家庭で育てやすい子犬を産ませ、育てる責任と力量を持ち合わせる存在です。
もっとも、ブリーダーという名称の国家資格はありませんが、ブリーダー業務を行うには、動物取扱責任者という動物の販売や保管、訓練等の業務に携わるために必要な資格を取り、都道府県に申請登録をしなければなりません。
これは国家資格ではなく、動物の生命や身体を保護し適正に扱うために国が定めている資格で、一定の法廷研修を受講し、都道府県に登録することで認められます。
動物取扱責任者になるには、ペット関連業界での勤務経験が半年以上あるか、ペット関連の専門学校を卒業していること、または指定の機関で実施する試験に合格することのいずれかが必要です。
動物取扱責任者は、各都道府県ごとに定められた一定のルールを守らなければいけません。
都道府県により多少厳しさの度合いが異なりますが、基本的なルールは以下のようなものとなっています。
動物を保管するにあたっては、個体ごとに適切な広さの空間を確保し、給餌や給水設備はもちろん、遊具などを装備することが求められます。

ブリーダー業務について

少なくとも1日1回以上の清掃を実施し、衛生管理と動物の住環境保護に努めなければなりません。
また、販売するにあたっては、生後まもない個体の販売が制限されるほか、購入希望者との間では対面による説明と現物を確認したうえでの販売が求められます。
自宅でブリーダー業務を行う人も増えていますが、当然のことながら、この基準を守ってブリーダー業務を行わなければなりません。
そのため、自宅やその敷地はある程度の広さを確保する必要があります。
販売するための子犬を育てるというと、買い手がつくまで病気やケガをしないよう、ゲージに隔離して育てるというイメージを抱く方も少なくありません。
ですが、実際には、ゆったりと過ごせるゲージに1頭ずつ住環境を確保したうえで、屋外や屋内で自由に遊ぶことができるスペースを設け、伸び伸びと育てるのが基本であり、こうしたブリーダーに信頼と人気が集まります。
狭いゲージに入れられたままの状態は、子犬にとっては大きなストレスであり、心身ともに健やかな子には育ちません。
伸び伸びと育てることで、体力がついて健康が確保され、性格的にも穏やかで飼いやすい犬へと成長していくのです。

4月 3rd, 2014 by