家庭犬訓練士

家庭犬訓練士について

ペットを飼育する家庭が増えている昨今、特に犬をペットとしている家庭は多く、日本ではおよそ5世帯に1世帯は犬を飼っているそうです。
基本的に犬は飼い主に対して従順な個体が多い種ですが、そこは動物ですので幾ら頭が良くて飼育しやすい種であっても、個体によっては個性が強く上手く躾ができないことがあります。
また、単純に犬の習性などを知らずに飼ってしまったことから、犬からリーダーと見なされなくなってしまうケースなどもあり、言うことをきかなくなってしまうこともあるそうです。

そうした時に出番となるのが家庭犬訓練士ですね。
そもそも訓練士と呼ばれるライセンスには、6つの種類があります。
警察犬、盲導犬、介助犬、麻薬探知犬、災害救助犬の5つに、家庭犬訓練士をあわせた6つがそれです。
犬には人間にない能力があることから、様々な活動に対して幅広く活躍しています。
そこで訓練士というライセンスが発行されています。
それぞれの犬に対しての訓練技術を学ぶことで専用のライセンスを取得することができ、就職先についてもそれぞれ異なってくるでしょう。

家庭犬訓練士の場合は、どちらかと言うと訓練よりは躾けの範囲になることが多いですね。
だからと言って、資格の取得が容易であるということはなく、ライセンスを得るには相応の学習が必要となります。

基本的に資格の取得をするには、専門の学校で学習をするのか、盲導犬育成団体などのような、取得したい訓練士の資格にあわせた各団体で見習いとして技術を取得するか、のいずれかになります。
見習いとして団体で修行する場合ですと、通常なら5年~6年程度の期間が必要になり、給料としては各団体によって異なってくるのですが、いずれにせよ見習いという立場ですので、薄給です。
食費などを差し引かれるとお小遣い程度しか支払われないこともありますし、入所年数によって少しずつ給料がアップすることもあります。
反対に、無給で訓練技術を学ぶこともあるので、金銭的な負担はかなり大きなものがあると言えるでしょう。

ちなみにですが、専門の学校で勉強をした場合では、2年の学習期間がありますが、それだけでは知識、実技経験ともに不足していることから、学校を卒業した後に訓練所に入所することがほとんどです。
最も近い道としては、高校などを卒業した後に訓練所に入所することですが、かなりの覚悟が必要だと言えます。

家庭犬訓練士の仕事について

無事に家庭犬訓練士の資格を取得した場合、どのような進路があるのかと言うと、訓練所で正規の訓練士としてそのまま働くこと、出張を行ってトレーニングを行うこと、犬の躾教室を開いたり、ペットショップやペットシッターとして働く道などがあります。
訓練士の資格は取得するのが大変であるだけに、ペットシッターを初めとして動物系の仕事に就くには非常に便利だと言えるでしょう。
特にペットシッターの仕事は訓練士としての技能との相性も良く、お勧めの仕事の1つです。

資格を取得するには、ライセンスの発行を行っている団体へと加入することになりますが、それぞれの団体で要諦は異なりますので、確認しておくと良いでしょう。
代表的なものとしては、ジャパンケネルクラブがあります。

8月 21st, 2014 by