アクアリウム技術者

水生生物の飼育の専門家

アクアリウム技術者とは、水槽の中で飼育をされる生物全般をプロデュースするための仕事です。

数年前の大ブームは落ち着いて来ましたが、今でも一般住宅や店舗用にアクアリウムを設置することを希望する人は多く、中にはかなり大きな水槽の中で複数の魚などを飼育するということをしている場所も見られます。

「アクアリウム」という言葉は直訳をすると「水槽・水族館」という意味なので、正確には小さな水槽ではなく水族館にあるような巨大な壁面全体を使うような水槽内での生物を対象にしていることになります。

しかし現在では水槽の大小にはあまりこだわらず、一般的に水槽の中で飼育をされる水棲生物全体についてその生態を理解してどういった環境作りをするのが理想的かということを提案することを行う人のことをさすものとしています。

水棲生物は金魚やメダカといった身近なものから、日本近海や河川ではまず見ることができないような熱帯魚や深海魚といったものもいますから一緒に飼育をしてよいものと悪いものの判別に始まり、水温や水質、水中内に入れるべきものなどをそれぞれのケースに従って用意していきます。

アクアリウム技術者になるには

アクアリウム技術者が取り扱うのは主に観賞用の養殖魚ですが、中には水族館のように巨大な水槽のある施設に勤務をしてテーマパークとしての面白さをどう出していくかということを考えるイベンターやインテリアデザイナーとしての仕事をすることがあります。

アクアリウム技術者は資格名称ではなく職業名なので、事前に何らかの資格や技能を備えていなければいけないということはありません。

ですが生物を扱う仕事ですし、管理作業の責任者ということになりますので事前に専門の学習やスキルの習得をしていなければ実質的に業務を行うことはできません。

なので一般的なルートとしては水産系の学部がある大学・短大・専門学校を卒業することが望ましくなります。

または水族館や水棲生物を扱うペットショップに勤務をしてそこでスキルを習得していくということもできます。

アクアリウム技術者の場合には単に飼育をしていくというだけでなく、いかに室内の装飾を美しくするかというセンスも同時に求められてくるので、生物学だけでなくインテリアや住宅についての知識も同時に習得しておくのが便利です。

直接的に役立つ資格としてあh中級バイオ技術検定試験やアクアリウムコーディネーターといった民間資格があります。

アクアリウム技術者の主な就職先

就職先としてはかなり多様な場所が想定できます。

一般的なところとしては、水族館や水棲生物のペットショップ、動物園の水棲動物コーナー担当といったような多くの魚が集まる場所が挙げられます。

ここ最近登場したサービスとして「レンタル水槽」というものもあるので、そうした企業に就職してオフィスやイベント会場の内装設置をするための水槽をレイアウトする仕事をしていくということもできます。

発想次第でさまざまなサービスを行っていくことができるというのもこのアクアリウム技術者なので、あまり自分の業務にこだわらず世間ではどういった水槽が望まれているかというニーズを掴んでどんどん仕事に取り入れていってください。

9月 29th, 2016 by