アニマルセラピスト

アニマルセラピストについて

身体的あるいは、精神的な疾患を持つ患者さんが動物とふれあいを持つことで、通常の医療行為では考えれられないような治療効果がもたらされることがよくあります。

たとえば、精神的疾患を持つ患者さんがイルカと一緒に泳ぐことでヒーリング効果が得られるという話はよく知られているでしょう。

動物は人の心に安らぎを与え、そのことによって人間の持つストレスが大幅に軽減されることによって、自閉症やうつ病といった心の病気を改善する。
そして自然治癒力がアップすることでがん細胞が小さくなったりといったことが可能になると考えられています。

また最近では、老人ホームなどの高齢者施設に動物が派遣されることも多くなりました。
老人ばかりの環境ではあまり会話もなく、どうしても心が沈みがちになってしまいます。
ですが、そいうった場所に動物が派遣されることで、高齢者の顔に笑顔が生まれたり、会話がたくさん増えて、精神的にリフレッシュされるといった良い効果も出てきます。

「将来、アニマルセラピストになりたい」と考えている人もいると思いますが、「どうやったらアニマルセラピストになれるのか分からない?」という人も多いと思います。
実は、アニマルセラピストという仕事には特に必要な資格というものはありません。
たしかにアニマルセラピーは厳密な意味では治療行為ではありませんから、資格が必要ないというのも納得でます。

ですが、介護施設や医療施設などで患者さんを相手に仕事をするという点を考えると、資格が必要ないということに違和感を持つ方もいるかも知れません。

では、どうすればアニマルセラピストになれるのかというと、専門学校などでアニマルセラピーについて学び、
アニマルセラピーを行なっている各団体に所属することが必要になります。

先程も触れましたが、アニマルセラピストの資格というものはありません。

ですから、専門学校などでは、アニマルセラピストとして必要な知識を身に付けるために「動物飼育技術士」・「乗馬指導者」・「アニマルセラピーコーディネーター」・「アニマルカウンセラー」・「動物介在福祉士」などの民間資格取得を目指して勉強することになります。

養成機関を卒業した後は、アニマルセラピーを行っている団体に認定してもらわなければなりません。
現在、アニマルセラピーを行なっている団体として知られているのが、「日本アニマルセラピー協会」と「日本動物病院福祉協会(JAHA)」です。

団体への入会

こういった団体に入会することでアニマルセラピストとしての活動を行うことができます。
さて、現在のアニマルセラピストのおかれている状況ですが、患者や高齢者の精神的なケアを行うという社会的に非常に大きな役割を果たしている。

そうであるにもかかわらず、仕事としては確立していなのが現状です。
普段は獣医やペットショップの店員として動物に関わりながら、ボランティアとしてアニマルセラピーに携わったり、
作業療法士や理学療法士といった仕事をしている人が休日にアニマルセラピストとして活動するといった場合がほとんどです。

10月 9th, 2012 by